SDGsへの取り組み – 国語力育成システム「ロゴス」

弊社は、国語力育成システム「ロゴス」を普及することで、 SDGsの目標項目1番「貧困をなくそう」4番「質の高い教育をみんなに」10番「人や国の不平等をなくそう」の実現を目指す取り組みをしています。国語力育成システム「ロゴス」は、弊社独自のメソッド(直井メソッド)をより普及するために、ICT教材として開発に着手し、 2年の歳月を経て、日本語版が完成しました。そして、各種教育機関向けの販売を開始しました。

国語力育成システムである「ロゴス」は、単語(熟語)学習・レベル別文法学習・短文暗唱・オーラルトレーニングなど、国語を語学的な基本トレーニングによって学習するものです。 1日15分、パソコンやタブレットで学習するだけで、国語力の土台が形成され、国語力の壁を越えられるだけでなく、受験で上位校を目指せる基礎力を身につけることができます。 また、webシステムとして各種教育機関に提供し、生徒の学習管理をすることで、家庭環境に左右されず、基礎学力を向上させることができます。

現在、学力格差が家庭環境によって固定化しているという課題が存在します。これは日本だけでなく世界的にも見られています。OECDの調査でも、読解力の低迷や文盲が生産性の低さにつながっていることが指摘されており、 知的レベルの高い家庭では、親からの「コミュニケーション言語」による働きかけが「学習言語」の習得に必要なレベルに達しているために、スムーズに国語力が育成され、成績優秀になります。 一方で、そのような家庭環境がない場合には、教育機関に頼らざるを得ないのに、そこに有効なメソッドが実践されていないために格差の固定化につながっています。

では、「学習言語」の習得に必要なものは何でしょうか。それは構造化された文法をコミュニケーションによって習得することです。ロゴスは文法構造を図解による右脳認知で明確にする一方、AIによる音声認識でオーラルトレーニングを実践します。そして、最小限度のトレーニングで複雑な文法を内面化し、読解や思考につなげることができます。 ロゴスを普及させることで、子供から大人まで知的生産活動のレベルをあげ、社会を根本から豊かにすることにつながっていくはずです。


直井メソッドとは?

学校教育の国語に読解、漢字、記述の強化教育方法が実施されていないため、教育格差の問題が生じていることに気づいた代表直井は、独自の国語力育成メソッドを開発しました。このメソッドを10年間個別指導塾(直井メソッド国語専門塾)でのべ1500人の生徒に実践し、確かな学習成果をあげてきました。 しかし、この方法では指導を受けられる生徒の家庭環境が富裕層に限られるため、安価にこのメソッドを提供するべく各種教育機関に広く取り入れてもらえる自立学習システムである、国語力育成システム「ロゴス」に、このメソッドを搭載しました。

これまで、国語ができない理由は「読書が足りない」、「家庭での言語のシャワーが足りない」などと言われてきましたが、それは間違いです。このメソッドでは学齢の生徒さんのみならず40歳の人でも学力向上に成功しており、人間の潜在的な言語習得能力に大きな差はなく、正しく段階的に学習することで誰でも高学歴に到達する可能性があります。希望を持って知的活動に取り組める社会にしていきましょう。

また、直井メソッドは各種特許を取得しており、国際出願も行っています。今後はこのメソッドを世界中の言語で実践できるようにすることで文盲をなくし、全世界で知的生産活動を行えるレベルまで言語能力を引き上げていきたいと考えております。